風流冷飯伝/母恋旅烏

読み終えた本が溜まってきました。
私はほぼ文庫しか読まないので新作にはとんと縁が無いのですが、ちょっとでも読む参考になればいいかなと思うので、簡単にですが感想書いていきたいと思います。

ちなみに文庫は元々ハードカバー等で発行されたものが殆どで、ある程度以上の評価(単純に小説としての評価や販売数)がなければ文庫にならないので(「文庫に落ちる」と言うのだけれど)、ハズレが少ないというのもあって文庫を選んで読んでいます。
(あとは、文庫は安いのと、ハードカバーは重くて持ち歩き大変なのが理由。)
同じ文庫サイズでもライトノベルは書き下ろしが多いですけどね。

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風流冷飯伝 (新潮文庫)風流冷飯伝 (新潮文庫)
(2002/03)
米村 圭伍

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お気に入りの「退屈姫君」シリーズの作者のデビュー作。これも「です」「ます」調で書かれている講談風の作品です。
四国の小藩・風見藩に渡った江戸の幇間(たいこもち)・一八。実はこの一八、将軍との賭け将棋の相手は誰かと見定めに来た、幕府重職の密偵。この一八と風見藩の冷飯食い達が一騒動を巻き起こす、というお話。
何とも軽快に読み進められます。加えて、冷飯食い(長男が家督を継ぐものとされていた時代、次男以下の男子の俗称。(大辞泉より引用))達の悲哀も感じることができます。
「退屈姫君伝」で話に上がっていた将軍様との賭け将棋の結果がこの本で分かります。シリーズ順的には「風流冷飯伝」のほうが先なので、順を追うなら「風流冷飯伝」→「退屈姫君伝」ですが、賭け将棋を追うなら逆のほうが良いかもしれません。
この後の一八と冷飯食いの面々の話も読みたいなぁと思ってしまいます。

私的評価 ★★★★☆

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母恋旅烏 (双葉文庫)母恋旅烏 (双葉文庫)
(2004/12)
荻原 浩

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元大衆演劇役者の花菱清太郎とその家族は、レンタル家族派遣業という胡散臭い仕事を一家でしている。しかし失敗続きで軌道に乗る当ても無い仕事に、長女・長男と家を離れてしまう。八方塞の中、清太郎は昔の義理を頼って大衆演劇の世界に戻る。が、そこもやはり一筋縄とはいかなくて…。というお話。
ぷくくと笑えて、そしてホロリとさせられる。この方の人情物語(という表現で良いのかな?)は本当に傑作だと思います。

私的評価 ★★★★☆

私的評価の星が4つなのは、作中のダメな父親がどうしようもない義父に重なるからだと思う…。ホント私的すぎ(笑)

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ついでに、東京で買ってきたもの一覧。
・しゃばけ (畠中恵 著)
・ぬしさまへ (同上)
・東京大学応援部物語 (最相葉月 著)
・明日の記憶 (萩原浩 著)
・悪夢のエレベーター (木下半太 著)
・ドミノ (恩田陸 著)

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20代後半のしがない販売員。
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遠距離恋愛がダメになって意気消沈気味、堅実な恋愛をしたい崖っぷち女。
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